極東、シベリアに位置する企業グループ
株式会社エルシーは採掘量と石炭輸送量においてロシアの採炭企業のトップ3に入る企業グループです。企業はサハ共和国(ヤクート)、ハバロフスク地方と沿海地方、ノヴォシビルスク州、ケメロヴォ州、そしてアムール州に広がっています。
サハ(共和国)に位置するエルガ炭鉱システムは、硫黄とリンの含有量が極めて低いプレミア級の高品質粘結炭の採掘・選鉱・輸送・販売する企業群で構成されています。エルガ炭鉱は、グニエラ鉱山、ゴードンストン炭鉱、グレゴリー鉱山といったオーストラリアの炭鉱とも肩を並べられる炭鉱です。
ノヴォシビルスク州、およびケメロヴォ州にあるグループ企業は、合資会社コリヴァンスキー露天掘鉱業所、株式会社ヴォストーチヌィ露天掘鉱業所、株式会社キザスキー露天掘鉱業所、また株式会社ヴェルフネテシュスキー露天掘鉱業所が代表されます。各企業が、高品質の無煙炭「Ultra High Grade」とその他の冶金炭の採掘と輸出に重点を置いています。無煙炭「UHG」の高い炭素含有量、低い異物含有量、そして高い発熱量により評価されています。
極東最大のオゴジンスキー炭鉱はアムール州に位置しています。また、ヴェラ港湾は沿海地方にあり、港はスゴジンスコ・オゴジンスキー鉱山からの原料積み替えを可能にします。
ハバロフスク地域における同社のプロジェクトは、エルガ港と太平洋鉄道です。これにより、オホーツク海沿岸のターミナルとエルガ炭鉱とが接続します。
エルシー社による高品質な製品は、世界中の市場で取引されています。輸出の圧倒的なシェアはアジア太平洋地域の国々で、これは有利な地理的位置と独自の物流および港湾インフラの開発によるものです。
株式会社エルガ・ウゴルは、株式会社エルガ港湾、株式会社オゴジンスキー石炭会社の現在の活動と投資プロジェクトにおいて、投資プロジェクトの管理、運用活動の監視と組織化、資金調達の問題の管理、財務、法律、技術、環境に関するコンサルティングなど、さまざまな分野で行動を共にしています。